燻製作りにチャレンジ でもちょっと失敗
2013年9月25日 | カテゴリー: 料理 | タグ : 料理, 燻製
以前から興味のあった燻製作りにチャレンジしてみました。
燻製にしたのは、ゆで卵とチーズと醤油麹に漬けた鶏の胸肉です。
ちなみに、家(台所)のガスコンロで燻製を作りました。
燻製の種類
燻製には温度によって冷燻・温燻・熱燻の3種類があります。
冷燻は15~30度くらい、温燻は30~80度くらい、熱燻は80度以上で燻製します。
冷燻は個人でするには管理(傷んだりする可能性がある)が難しいらしいので、個人で燻製をするなら温燻か熱燻を行なうことが多いようです。
今回は熱燻にチャレンジしました。
使用した道具・材料
・小さいフライパン
・網
・ボウル
・アルミホイル
・スモークチップ(ヒッコリー)
(アマゾンやホームセンターで売ってます。)
・ザラメ
・砂糖
・塩
・生卵
・鶏胸肉(醤油麹漬け)
・6Pチーズ コクとうまみ 120g(6個入り)
100円ショップのCanDo(キャンドゥ)で買ったフライパン、足の付いている網(本当は焼いたスポンジケーキを冷やすための物みたい)、ボウル(フタにする)。
これはたまたま3点がすぐそばに並べられていて、偶然にもサイズがピッタリ。
燻製の作成工程
まずはソミュール液というのを作りました。
水・・・1000cc
塩・・・150g
砂糖(三温糖)・・・75g
こんな感じのレシピですが、ソミュール液はゆでた卵が漬かれば十分なので、1/5の量で作成しました。
1/5の量をフライパンに入れて沸騰させ、しばらく弱火にかけておき、火を止めました。
次はゆで卵を作り、ビニール袋に入れて先ほどのソミュール液を注ぎ、冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。
その間にいよいよ燻製を開始します。
フライパンにアルミホイルを敷き、その上にスモークチップ(一掴み)とザラメ(チップの1/3くらい)を投入。
ザラメを入れると、色づきが良くなるそうです。
醤油麹に漬けていた鶏胸肉を洗って拭いた後、網の上にセットします。
写真に撮っていませんでしたが、ボウルをアルミホイルで保護し、それをフライパンの上に乗せ煙が逃げないようにします。
(完全に閉じてしまうとチップが燃焼しなくなってしまうので、少しは開けておく)
準備が完了したらガスコンロの火を付けます。
煙が出始めるまでは強火、その後は中火というのが正しいようですが、ガスコンロがフライパンの熱が高すぎて自動的に火を消してしまいました。
そのため、弱火で燻製を行ないました。(それでも何度か火が消えた)
それでも何とか40~50分かけて燻したのがこちら。
途中で温度計を差し込んでボウルの中の温度を調べたけど、80度以上になっていたので食中毒の心配は無さそう。
次はチーズとゆで卵です。
こちらは20~30分くらい燻しました。
味の感想
鶏胸肉はちょっとしょっぱかったかな・・・
しょっぱさで燻製の香りがいまいち感じられなかったかも。
燻製玉子はソミュール液のせいか、かなりしょっぱい・・・・orz
よくよく考えたら、通常ソミュール液につけた物は後で塩抜きをするようなので、そのままの濃度では濃かった模様。
鶏胸肉と同じで燻製の香りよりもしょっぱさに意識がいってしまいます。
チーズはかなり美味しかったです。
燻製したことによってチーズの乳臭さがかなり抑えられてまろやかになった感じ。
チーズはまた作りたい!
改善点
●ソミュール液を使ったら塩抜きをする
味の感想でも書いていますが、塩っ気のある物に漬けたときは塩抜きしないとしょっぱすぎです。
●普通のサイズのフライパン(使わなくなったやつ)を使った方がいい
今回は100円ショップで購入した小さめのフライパンを使いましたが、正直かなり狭かったです。
普通のサイズのフライパンを使った方が楽。
●携帯ガスコンロを使った方がよさそう
上の方でも書いていますが、ガスコンロが上がりすぎた熱を感知して自動的に火を消してしまうので、携帯ガスコンロを使った方がちゃんと作れそうです。
ただ、うちに携帯ガスコンロはないので、もう一度フライパンで作ってみて、それでも駄目だったらこれ買ってみようかな。安いし。
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こんな感じですかね~
ちなみに台所のガスコンロでやる場合は、他の部屋に煙り(臭い)が行かないように、ドアを閉めるなどの対策をしておかないと、臭いが移っちゃうかもしれないので気をつけてください。
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